Inscription(碑文)万葉歌碑めぐり



碑番号(54)
巻二の157−高市皇子
書・入江泰吉(写真家)
 

神山の 山邊真蘇 木綿みじか 木綿かくのみ 故に長くと思ひき



三輪山の山のあたりにある真麻の木綿は短いものだ。そのように十市皇女の命も短いものであったのに、
何としたことか、私はいつまでも長くつづく命だとばかり思っていた。


箸中車谷

 
碑番号(54)
作歌者−高市皇子
書−入江泰吉(写真家)



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