Inscription(碑文)万葉歌碑めぐり



碑番号(28)
巻二の111 
弓削皇子
巻二の112 額田王
書・金本朝一(古代史研究家)
 

巻二〜111
古に恋ふる鳥かもゆづるはの み井の上より鳴き渡り行く

(いにしへにこふるとりかもゆづるはの みいのうえよりなきわたりゆく)

巻二〜112
古に恋ふらむ鳥は時鳥 けだしや鳴きし我が恋ふるごと

(いにしへにこふらむとりはほととぎす けだしやなきしあがおもふるごと)


(歌の大意)
巻二〜111
あの鳥は天武天皇の在りし昔を恋焦がれている鳥であろうか。 ユヅリハの御井の上を鳴き渡って行くところだ。
巻二〜112
昔を恋焦がれているとうい鳥はホトトギスであろう。おそらく鳴いたことでしょう、私が想い焦がれているように。

舒明天皇陵近く

碑番号(27)
作歌者−鏡王女
書−保田與重郎(国文学者)
 
碑番号(28)
作歌者−弓削皇子・額田王
書−金本朝一(古代史研究家)
碑番号(29)
道標
書−井上靖(作 家)
碑番号(30)
作歌者−春日蔵首老
書−朝永振一郎(物理学者)
碑番号(31)
作歌者−大津皇子、大来皇女
書−福田恒存(劇作家、評論家)
碑番号(32)
作歌者−大津皇子
書−中河幹子(歌人)
碑番号(33)
作歌者−大来皇女
書−小倉遊亀(日本画家)
碑番号(34)
作歌者−間人宿袮大浦
書−清水比庵(書家、歌人)
碑番号(35)
作歌者−作者未詳
書−大西良慶(僧侶・元清水寺管長)
碑番号(36)
作歌者−柿本人麿
書−宇野哲人(中国哲学者)
碑番号(37)
作歌者−野中川原史満
書−前川佐美雄 (歌 人)



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